2月14・16日に伊豆大島にて木育を行ってきました。この時期の伊豆大島は、島中にツバキが咲き誇り、春が一歩も二歩も先にやってきている感じでした。
14日には「オトナ木育ナイト」と銘打って、バレンタインデーも意識しての木育コンサート+木のハートのオブジェづくりでした。毎度おなじみのソプラノ歌手の真帆さんもピアノ伴奏の芳子さんも元大島島民です。参加者の皆さんが自身で磨いたハートのオブジェをそっと握りしめ、真帆さんの優しく暖かい歌声とに癒しのひと時が流れました。木や森をうたった歌ってたくさんあるんだな~と発見もありました。
参加者の方から「コンサート目的で来たんだけど、自分で磨いて作ったこの木のハート、私、宝物にするわ。悲しいことやつらいことがあったら、このハートを握り締めることにします」とお話いただきました。
16日は大島町立元町保育園および子ども家庭支援センターにて子どもたちやお母さん方を対象にした木育活動でした。どちらも過去に数回、木育をさせていただいたおなじみさんです。元町保育園では1歳児~5歳児の子どもたちとヒノキのリボンプール、1000ピースの積み木、リューロシロフォンづくり、金魚すくいと盛りだくさんのプログラムでめい一杯遊びました。子どもたちはパワフルです!支援センターでもヒノキのリボンプールと積み木で未就学児の子どもたちとお母さんたちに遊んでいただきました。
一昨年に土石流で甚大な被害を受けた伊豆大島、子どもたちも元気一杯で、一見、何事もないように見えますが、まだ仮設住宅で暮らしておられる方もおられます。私たちにできることはないかもしれませんが、記憶の底に追いやらずにいつも感じていたいと改めて思った2日間でした。
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