私たちが企画し、事務局も担当している「木育・森育楽会(もくいく・もりいくがっかい)」。コロナショックの影響で今年はオンラインで開催しています。その4回目の分科会は冬至の前日、12月20日に開催です。今回は「森のサウナ」についてのお話です。
最近、北欧式のサウナは若い人たちに大人気で、「ととのった」という絶妙な表現でその温浴効果が共有されていたりします。
サウナはお風呂の一種と考えて間違いはありませんが、北欧のサウナ小屋は精霊が宿る場所であるという話は聞いたことがあるでしょうか。
それらは森の中にぽつんと存在していて、聖なる場所として大切にされてきました。焼いた石から立ち上る蒸気。その森の蒸気に裸を晒し、森の枝葉を束ねた”ウイスク”が導く森の気を浴びます。サウナ小屋はしばしばお産にも使われ、サウナで生まれたという人たちもいるといいます。
この分科会では「森と交接する」サウナの文化や習慣を知り、それを徳島・神山の森に実際につくってしまった素晴らしい事例を紹介します。参加無料でどなたでもお申込みいただけます。詳しくはこちらのサイトから!