SDGsは、国連サミットで採択された持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）です。誰もが幸せに、共に暮らせる社会をつくるために、2030年までに何を達成すべきかを17のゴールにまとめています。
この『森のSDGs学習カードセット』は、小学校5年生以上を対象としたものですが、もちろん大人でも十分使うことができます。授業や研修会などでご使用ください。

SDGs17の目標と169のターゲットをわかりやすくまとめたものです。表面にそれぞれの目標の概要を、裏面には具体的なターゲットが示されています（169すべてが示されているわけではありません）。

 >> SDGsカード（全種類）を見る

現在の日本や世界でおこっている森林や林業に関するいろいろな課題、トラブルを書いたものです。全部で19種類あり、それぞれ解決が必要な問題ばかりです。これらの問題を一つずつ解決することが、これからの持続可能な社会づくりには欠かせません。課題カードの内容については、次のページでかんたんに解説しています。

 >> 課題カード（全種類）を見る

【課題カード解説】

課題カードに示された問題、トラブルを解決するために必要な道具、材料などを示しています。中には使えなさそうなものや、びっくりするようなものも含まれていますが、どのように使うかは、この学習に参加するあなたのアイデア次第です。

 >> ツールカード（全種類）を見る

これらのカードでの学習をスムーズに行うために使用するフィールドです。それぞれのカードを置く場所、考える視点が示されています。

SDGsカード（17枚）をグループに１セット配布し、一つ一つのゴールをしっかりと確認させるために、それぞれの目標（表面）やターゲット（裏面）を読み、現在の地球で起こっている様々な問題、出来事を議論していきます。1枚あたり１～3分程度が目安です。

こうした議論を通して、自分たちの暮らしの中で、地域や国として、国際社会の連携の中で、何ができるのか、何が必要かを考えるきっかけにします。気になること、知らないことなどは、調べ学習の対象とするなど、この学習からさらに発展させていきます。

課題カードには、現在の森林や環境にかかわる19の課題が示されています。それぞれの課題には、直接的、間接的に森林や林業、木材の利用などがかかわっています。１つ１つのカードをめくりながら、それらの課題について意見を述べ合い、それがどのような内容か、なぜ起こっているのか議論します。課題を知り、その背景を考えることで、森林や環境の破壊、荒廃が私たち人間の暮らしに欠かせない営みがあることについて気づくきっかけとなります。

1枚当たりの学習時間は１～3分が目安ですが、学習時間、学年や年齢によって、わかりにくいものはあらかじめ取り除くか、あらかじめ数を絞っておくとよいでしょう。スマホやタブレットなどが使える環境では、その場で調べる活動を取り入れながら議論を進めます。

この『森のSDGs学習カードセット』には、以上のほかにもいろいろな使い方があります。

３）応用学習①　～課題解決のゴールを議論する。【思考力・判断力・表現力】

４）応用学習②　～課題のゴールを考え、伝える。【思考力・判断力・表現力】

５）発展的な学習①　～課題カードの自作　【主体的に学習に 取り組む態度】

６）発展的な学習②　～基本のSDGsゲーム【主体的に学習に 取り組む態度】

詳しくはダウンロードしてご覧ください。　

全てのカードをご覧になりたい方、カードデータのダウンロードをご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。

この『森のSDGs学習カードセット』は、国連グローバル・コミュニケーション局発行「カラーホイールを含むSDGsロゴと17のアイコンの使用ガイドライン」（2019年8月版）に沿って制作したものです。

『森のSDGsカードゲームセット』

©NPO法人木づかい子育てネットワーク

『森のSDGs学習カードセット』に掲載された文章・イラストの著作権は著作者に帰属します。
これらを無用で使用し、展示・販売・レンタル・講習会等を行うことを禁じます。